スタートからレースは滞りなく進み、各クラスのバトルはもちろん、クラス違いのバトルも非常に見応えがあり、参加しているドライバーだけでなく見ている観客も非常に楽しめるレースとなった。
 
 

 

 

その中でも最速トゥデイで有名な予選1位の#51近藤選手と前回優勝車両から別の車両に変更しての参戦となる予選2位の#77 MORIMAX選手の戦いに注目が集まるも、マシントラブルにより#51 近藤選手が決勝に出走できず。安定の速さを見せつけた#77MORIMAX選手がこのレース2連覇を達成。スタートから一気に2番手に浮上した#53 大森選手が予選からさらにタイムを上げて2位、追いかけ続けた#4 プクタロ選手が3位と表彰台を飾った。  

 




 

今回はトゥデイとビートによって白熱したこのクラスで予選総合10位から決勝で総合6位までジャンプアップした#93 新藤選手がクラス優勝を果たした。2位争いは予選5位から追い上げた#10豊島選手と安定した走りを見せた#92 下井選手のバトルの結果、わずかの差で#
10 豊島選手に軍配が上がった。 また、他クラスターボ車とのラップタイムは同じでも特性の違うバトルも大いにレースを盛り上げた。
  

 


 

予選1位の#25 ばたマン選手と予選2位の#1 ながっちゃん選手のタイム差はなんと0.03秒差。 緊迫の決勝でベストタイムを更新した#25 ばたマン選手が前回に引き続き同クラス連覇を達成。2位争いは予選3位の#85 老眼フリーマン選手が予選タイムよりも2秒以上縮めて#1 ながっちゃん選手に迫ったが、#1 ながっちゃん選手がしのぎきって2位、#85 老眼フリーマン選手が3位となった。ちなみに、4位争いの#83 やっさん選手、#35 マロ選手、#66 ブリキ選手の終始熱いバトルも見ていて非常に面白かった。

 


 

 

言わずと知れたホンダのスポーツカーS660。タービン交換によりハイパワーを得ることで操作性が難しくなるミッドシップを乗りこなす腕自慢が集まるこのクラス。 前回このクラスを制した#15 ひなつば選手がさらにタイムを縮める中、初参戦の#23 如月選手が予選・決勝をポールトゥウィンで飾った。 2位争いは、前回2位の#32 通勤快足GTR選手と#15 ひなつば選手の激しいバトルの末、終始安定した#15 ひなつば選手が制した。
 

 

 

マシンの基本性能からするとまだまだ可能性を秘めているHA36アルトワークス。今回はコペン、S660との混走を楽しみにしていた#36 グピ雄ちゃんねる選手がHA36アルトワークスを代表して初参戦。他クラスとのバトルは非常に見応えがあり、総合も14位でHA36の力を存分に見せつけ優勝を飾った。

 
 

 

 

実は主催者が蜜かに楽しみにしているこのクラス。今までは車種別だったノーマルタービンクラスを全車種同じクラスにしたこのクラスは今後1番の可能性を秘めているといっても過言ではない。今回新たに新設されたにもかかわらず、クラス最多の13台のエントリーがあり、今後台数が増えていくことになると予想される。レースの方は前回マシントラブルによりリタイアした#3 てらちゃん選手が終始安定した走りでポールトゥウィンを達成。2位争いは予選3位の#660 東選手が、予選2位の#28 まんぼう選手とのバトルを制し、逆転で2位になった。また、今回はS660をはじめHA36アルトワークスやN-ONEなどの新規格ターボ車両の参戦もあり、今後このクラスの方向性や可能性を見出すレースとなった。